はじめに
長期足の方向に合わせて短期足でエントリーというのは、よく言われているトレードのやり方です。
ですが、長期足と短期足って具体的にどの時間足を組み合わせればいいの?
という疑問が出てくると思います。
私のおすすめは、
- 長期足⇒週足
- 短期足⇒4h足
です。
※この組み合わせでチャートを見ると、ポジション保有期間は1日~2週間程度になります。(どのタイミングで利食いするかにより変動します)
※トレード数は少なくなるため、毎日トレードしたい(毎日利益を上げたい)方には向いていません。
各時間足の見るべきポイント
長期足:週足(手書きチャート)
長期足(週足)でエントリーを検討する余地があるかどうかを判断します。ここで「検討の余地なし」となったらその週はエントリーしません。
判断するために見てるのは手書きのチャートです。(個人的に手書きチャートがしっくり来るだけです。スマホやPCで見てもOKです。)
週足チャートを見るポイントとしては、チャート見た時に違和感があるかどうかですね。違和感があれば、エントリーを検討する余地があります。
※私は相場の変化に何となく気づける感覚のことを相場観と定義しています。チャートを見た時に違和感があるということは、相場に変化の兆しがあるかもしれないということです。詳しくは下記の記事で解説しています。
短期足:4h足(チャート)
エントリーの検討余地があってもなくても、4h足は見ます。見るペースとしては半日に1回くらいです。(4h足で場帳を付けてるので、記入するついでに見てる感じです。)
4hチャートを見る時のポイントは、チャートを見た時の印象を頭に留めておくことです。上がりそうだなとか、下がりそうだなとか、その時どう感じたかを覚えておきます。
昨日は上がりそうと思ったのに今見ると下に行きそうなど、自分の期待や展望がどのように裏切られたのか、ということを忘れないようにすることです。
この裏切られたタイミングが、割とエントリーするタイミングだったりします。
※参考記事※
短期足:4h足(場帳)
4hの場帳は、主にボラティリティの大きさを見てます。
スマホのチャートだと縮尺の関係でボラがなくても大きく表示されるので、動いてなくても動いてるように感じることが多いです。
その点、場帳は数字の大小でボラティリティが把握出来るので気に入ってます。
まとめ
ネットを見てると4つの時間足を組み合わせて分析している人いますが、私個人の感覚だと、3つ以上になると頭が混乱します。
組み合わせる時間足も、組み合わせる数も、自分に合ったものを選ぶのが大事ということですね。
自分に合うものを見つけるためには自己分析をするしかありません。自己の理解が進むほど、トレード能力は向上していきますよ。
トレードスタイルに関係なく、多くのトレーダーが成功できない最大の理由は、トレーダーとシステムが調和していないことにある。トレーディングのルールや手法と感情が連動していないのである。彼らは、これらのルールを技術的な面や知的な観点からは理解していても、心理的な面や自分自身を理解するという観点からは理解していない。
トレードで行き詰ったときに読む本 p17より引用
※参考記事※