「本を読む人はうまくいく」の要約と感想|読書って意味ある?に答える一冊

「読書って意味あるの?」

そんな疑問にひとつの答えをくれるのが、「本を読む人はうまくいく」という本だ。

この本では、読書がどのように役立つのかが語られており、「まずは1冊でもいい。たった1冊との出会いだけでも人生は変わる」と著者は主張している。

 

この記事では、実際に本書を読んだ私が、

  • 書かれている内容の要約
  • どんな人におすすめの本か(私が手に取った理由も含めて)
  • 特に印象に残った一節とそこから考えたこと(感想)

を順に紹介していく。

 

「本を読む人はうまくいく」をギュッと要約(約300字)

「読書は必ず人生に良い変化をもたらす」

人生を攻略するには、世界に何があるかを知らなければならない。その上で戦う場所を選び、ルールを学び、戦略を考え、実行する。まずやるべきことは世界を知ること。そのために読書が必要なのだ。

読書を通じて新しい概念や考え方に触れることで、自分の世界が広がり、環境に適応する力が高まる。これは、変化の激しい時代において重要なスキルである。

また読書をすることで身につく読解力は、ビジネスや日常生活においてとても役に立つ。相手の意図を把握することは、良好な人間関係を築く上で不可欠である。

結局、読書しか人生を好転させる手段はない。読書は、コスト以上のリターンが見込める投資である。

「読書する意味」が知りたい人におすすめの本

本書は、終始、読書の有用性について書かれているので、

たとえば──

上司や周りから「本を読め」と言われるが、読書がどう役に立つのか分からない人。

そんな人に向いているのかな、と感じた。

ちなみに私は自分が本を読むタイプ。だが本を読んで何かがうまくいったという感覚はない。なので「うまくいく」とは、どういうことなのか?が気になった。

読書習慣のある・なしに関わらず、読書の有用性が知りたい人にとって、手に取ってみる価値はあると思う。

印象に残った一節

ここからは、私が特に印象に残った一節と、それについて考えたことを書いていく。

好き嫌いではなく、新しいことをやれ

私は、「好き嫌いではなく、新しいことをやれ」というメッセージを伝えている。

つまり、「やったことがないこと」をやれということだ。

 

さっきから書いているように、人は「慣れ」を無意識に求めている。だから、「やったことがないこと」を避ける傾向にある。

また、世の中には「好きなことをやろう」「好きなことで稼ごう」みたいなスローガンも多い。

 

でもどうだろうか。好き嫌いなんて価値観は、過去に誰かに押し付けられたものにすぎない。それから解放される意味でも「やったことがないこと」を選択していくべきなのだ。p105

──「好きなこと」ではなく「やったことがないこと」をやる

ここが特に印象に残っている。

これまでの人生で私は、あらゆる場面で自分の「好き」を優先してきた。それが悪かったとは思わないし、後悔もない。ただそれは、「めんどくさいこと」や「やったほうがいいこと」から逃げていたとも言える。

そして「好き」を優先してきたが、そこには「成果」が付いてきてないことが事実としてある。

「好き」という気持ちだけでは「結果」は出ない

40歳という人生の節目が見えてきた今、そこに気付いたのだ。

そのタイミングで、先程の文に出会った。だからこそ、とても印象に残っている。

──日々の選択は、「これまでやってこなかったこと」を選ぶ

そう決意させてくれた、一文なのだ。

 

新しい市場が生まれるのは、いつも変化の瞬間だ

もうひとつ、心に残っている一節がある。

多くの人は変化を恐れる。無意識に「現状維持」を求めるのが人間だからだ。

私だって無意識レベルでは変化を恐れている。

ただ、ここで重要なのは、変化は脅威であると同時にチャンスでもあるという事実だ。ビジネスにおいても、生活においても、新しい価値や新しい市場が生まれるのは、いつも変化の瞬間だ。p85

この部分が心に残っている理由は、私が過去に「大きなチャンス」を逃した経験があるからだろう。

2010年代から2020年代にかけて、ネットが急速に普及した。だが私はこの大きな変化の波に乗れなかった。

 

当時は、ブログやYouTubeで大きな金額を稼ぐ人が次々に現れた。今でも稼いでいる人はいるが、当時のほうが結果を出しやすい時期だったと感じている。

その時代の変化に対応出来なかったために大きなチャンスを逃した。そしてそれがとても悔しい。

この先、いつ大きな変化が起きるか分からない。でもいつ変化がきてもいいように、今から備えておく。

そのためにも、日々「いつもと違うこと」に一歩踏み出していく。

 

まとめ

読書は、すぐに成果が見えるものではないかもしれない。

けれど本書を読んで、「読書とは、変化に気づき、変化に備える力を育ててくれるもの」だと感じた。

著者が繰り返し説いていた「環境適応能力」とは、まさにこの力のことだと思う。

不確実な時代を生き抜くうえで、それは確かに「リターンの大きい投資」だといえるのかもしれない。

今の自分に何が必要かを考えたいとき。

自分を変えたいけど、何から始めればいいか分からないとき

──そんなときに、一歩を踏み出す勇気をくれる

この本には、そういう力がある。

 

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