
「本を読みたいけど、時間がない」
これは社会人や子育て世代を中心に、よくある悩みだ。
本を読むことは、思っている以上に集中力を使う。仕事や家事に忙しく過ごしていると、疲れてしまって本を読む気力がなくなってしまうものだ。
しかし、少しの工夫で読書習慣は作ることができる。
この記事では、「忙しくても本を読めるようになる」ための具体的な方法を紹介していく。
忙しい人でもできる「1日10分の読書習慣」の作り方
本記事は、「1日10分の読書習慣」を作ることを目標にしている。1日10分を毎日続けると、30日で300分(6時間)となる。6時間だと1~2冊は読めると思う。つまり、1日10分でも月に1~2冊は読めることになる。
ここからは、忙しい人でも取り入れやすい読書法を「おすすめ度順」に紹介する。
あなたが取り組みやすいものから試してみてほしい。
1. オーディオブックで耳から読書(おすすめ度:★★★★★)

まず初めに提案するのはオーディオブックサービスを利用した、「聴く読書」だ。
オーディオブックサービスとは、ビジネス書や小説を朗読・録音した、音声コンテンツ配信サービスのことをいう。
本を開く必要がなく、両手がふさがっていても利用できる、いわゆる「ながら読書」ができるのが魅力だが、私がおすすめするポイントはそこではない。
一番のメリットは文字を読まなくていいことだ。
例えば、仕事帰りの電車の中。体も頭もクタクタになっている状況で、本を開き読むのは、結構しんどいものがあると思う。
これは本が電子書籍になったとしても変わらない。冒頭にも書いたが、本を読むのは思った以上に集中力を使うし疲れるのだ。
時間をうまく捻出できても、本と向き合う体力がないと読書習慣は身につかないのだ。
しかしオーディオブックなら、時間の捻出と低負荷での読書を両立できる。音楽やラジオを聴く感覚で読書を続けることができるのだ。
「耳から聴くだけじゃ残らないんじゃないか?」と思う人もいるかもしれない。
だが、やってみると分かるが、意外と内容は頭に残っている。
また、聴き逃したり分からないところは巻き戻せばいいし、繰り返し聴くことで、記憶に定着していく。
おすすめは、Amazonが運営するオーディブル(Audible)だ。聴き放題の対象は20万作品を超える。あなたにとっての、運命の一冊が見つかるかもしれない。
2. 要約サービス利用し、効率の良い読書(おすすめ度:★★★★☆)

次の提案は、要約サービスを使い「効率よく多くの本を読む」ことだ。
オーディオブックと違い、「読む」必要があるが、「本の要約」なら短い時間でもさっと読み切れるため、そこまで負担にならない。少しの集中力があればいい。
1冊10分程度で読めるので、通勤の待ち時間や昼休み、寝る前などのちょっとしたスキマ時間にも取り入れてみよう。
オーディオブックはどちらかと言うと「受け身な」インプットだが、要約サービスは「多くの本の概要・要約」を積極的に取りにいく感じになる。そのため、とにかくたくさんの本に触れたい・読みたいという人に特におすすめだ。
また、要約を音声再生できるサービスもある。なので(流れてくるのは要約だが)「ながら読書」も可能だ。
要約を読んで気になったものは、その後購入すれば良い。要約サービスの利用は、買い物の失敗を防ぐという、思わぬ副産物もあるのだ。
サービスを提供する会社によって価格はさまざまだが、多くは月2000円前後だ。
だが、サマリーオンラインのように月1000円を切るサービスもある。
要約サービスが気になる人には、まずはここから試すことをおすすめしたい。
3. スキマ時間で読書(おすすめ度:★★★☆☆)

最後に紹介するのは、スキマ時間で本を読むことだ。時間がない中で読書習慣を付けるための、もっとも王道な方法だ。
おすすめ度を、上の2つに比べて低くしたのは、冒頭にも述べたが、「本を読むには集中力」が必要だからだ。時間を捻出する工夫と読む集中力が必要となる。
私のおすすめは、
- 朝早起きして出勤前に読書時間を作る
- 朝の通勤時間を読書の時間に充てる
この2つだ。
どちらも「朝」というのがポイントになる。
これは私の感覚だが、朝は集中しやすいし、本を開く気力もある。逆に夜だと本を出す気力すら残ってなかったりする。
また、朝は読書する時間が限られているというのもポイントだ。限られた時間での読書だと、中途半端な部分でストップせざるを得ないことがほとんどだ。中途半端なところで終わると続きが気になるため、別の空いた時間にまた読もうと思えてくる。
まとめ

ここまでいくつかの方法を紹介してきたが、大事なのは「無理をせず、本に触れる習慣を持つこと」だと思う。
本を開く気力がなくても、耳で聴けばいい。
全部を読む余裕がなくても、要約で概要をつかめばいい。
ほんの数分でも、ページをめくればそれで十分だ。
無理せず自分に合う読書スタイルを選んでみよう。
あなたの読書ライフが充実したものになることを願っている。