読書が続かない(習慣化できない)2つの理由と解決策

 

本を読む習慣が身につかないのは、「意志が弱い」からではない。

そもそも、忙しくしている社会人にとって、読書すること自体がとても難しいのである。

 

本記事では、

  • 読書が続けられない理由(読書する習慣が身につかない理由)
  • 読書習慣をつけるためのコツ

を紹介する。

 

 

そもそも社会人が読書習慣を持つことは「無理」である

 

そもそも日本の働き方は、本なんてじっくり読めなくなるのが普通らしいのです。そういう働き方がマジョリティなのです。たしかに週5はほぼ出社して、残りの時間で生活や人間関係を築いていたら、本を読む時間なんてなくなるのが当然でしょう。

「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」p18より引用

 

これは、「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」の一節である。著者は子どもの頃から本好きだったと語っているが、社会人になってからは本を読む余裕を失ったと書いている。

 

読書好きの人ですら、仕事をしていると本が読めなくなるのだ。つまり、「読書する習慣が身につかない」のは、「意志の弱さ」ではないということだ。普通に仕事や家事をして過ごしていたら、そもそもできないことなのである。そのため、読書できない自分を責める必要はない。

 

ではなぜ、何気なく日常を過ごしていると、本を読むことができなくなるのか。考えられる理由を紹介していく。

読書が続かない理由

時間がない

毎日本を読む時間を作ることは、至難の業である。本を読むことが難しいのではなく、時間を作ることが難しいのである。仕事は忙しいし、仕事以外にも家事やその他のことをやっていると一日は終わる。日々のタスクをこなすだけで精一杯だという人がほとんどではないだろうか。

 

時間が取れないと、本選びも雑になりがちだ。

「せっかく買ったのに積読のまま」「難しい本に手を出して途中で挫折する」ということも頻繁に起こり得る。

 

なお別記事では、忙しくても読書を続ける方法を紹介している。こちらも合わせて読んでほしい。

🔗本を読む時間がない人へ|忙しくても読書を続ける3つの方法

 

疲れて読めない

本を読むのは集中力が必要だ。かなり頭を使う。仕事をクタクタになるまでやったあとに本を読むのは、かなり難易度が高い。内容が難しい本なら尚更だ。帰りの電車で本を読もうとしてもついスマホを見てしまうのはそのためだろう。

 

スキマ時間に本を読めないのは、単純に疲れているからだ。ちなみに、現代の人が一日に処理する情報量は、平安時代の人の一生分の情報量と言われている。夜になるころには、脳はかなり疲れていることが簡単に想像できる。

 

読書を続けるコツ

「読書が続かない」ことは仕方ないとしても、できるよう工夫をしていくことは大事である。ここからはちょっとしたコツを紹介していく。


まず前提として、完璧を目指さないことが大事である。小さくコツコツ積み上げるのがコツだ。低いハードルから始めよう。

 

スキマ時間で本を読む

読書のためにまとまった時間を作るのは難しい。毎日決まった時間に10分でもいいから読むことをおすすめする。毎日10分を毎日続ければ1ヶ月で300分(5時間)となる。これは1~2冊程度読むことができる時間だ。

おすすめは、朝の時間だ。

朝は夜に比べて集中しやすい。また、短い時間で区切ることにもメリットがある。中途半端なところで読み終えることが多くなるため、続きが気になり、「明日も読もう」という気持ちになりやすい。

 

流し読みでもいいから最後まで読む

選んだ本によっては、難しく理解できないところが出てくることもある。そんなときは無理せず流し読みでよい。まずは読み終えることが大事だ。

読み終えたという事実が達成感を生む。その達成感が習慣形成に役立つのだ。完璧主義では挫折しやすくなる。

分からなかった部分は、「今」分からなかっただけだ。いつの日か理解できるかもしれない。また読みたくなる日まで置いておこう。

また、要約サービスを利用することもおすすめだ。要点を整理してまとめてあるので、要約を読んだ後に、書籍に戻ってもいい。

 

オーディオブックで耳から読書

毎日仕事をしていると、本を読む時間も気力も残っていないことが多い。

こういうときは、オーディオブックを利用して耳から聞くのも手だ。オーディオブックなら、時間の捻出と低負荷での読書を両立できる。

文字を読まなくていいのはかなり楽だ。音楽やラジオを聴く感覚で読書を続けることができるのだ。

「耳から聴くだけじゃ残らないんじゃないか?」と思う人もいるかもしれない。

だが、やってみると分かるが、意外と内容は頭に残っている。

 

まとめ

この記事で伝えたかったことは、

  • 普通に過ごしていたら本が読めなくなること
  • 読書する習慣をつけたいなら、何かを変えなければいけないこと

この2つだ。

冒頭で紹介した「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」の著者は、仕事をしていては本が読めなくなることが嫌で、仕事を退職したという。

 

結局、本をじっくり読みたすぎるあまり──私が会社をやめたのは、その3年半後でした。

なぜ働いていると本が読めなくなるのか p17より引用

 

著者のように仕事を辞める、というのはやりすぎだし真似すべきではないが、読書習慣を身につけるなら、何かしら普段の生活を変える必要がある。

 

  • スキマ時間を活用する
  • 流し読みをする
  • 要約サービスを利用する
  • オーディオブックを利用する

 

取り組みやすいものから取り入れていけばよい。1日10分でも、積み上げれば大きなものとなる。

 

※このブログでは、オーディブル(アマゾンが運営するオーディオブックサービス)にまつわる記事を多く書いている。

オーディブルがどんなサービスなのか、気になる人は下記から読んでみてほしい。

 

◆オーディブルが人気な理由を社会背景も含めて解説

🔗オーディブルとは?なぜ今「聴く読書」が選ばれているのか|社会背景と効果を整理する

 

◆オーディブルではどんな本が読める?を解消できる記事

🔗オーディブルのラインナップ一覧|人気作品・本屋大賞・新着まとめ