通勤時間にオーディブルを使ってみた【1週間の実験記録】

通勤時間をオーディブル(Audible)で読書時間に変えてみた。

最初は「通勤中だけ」のつもりだったが、気づけば家事の最中にも、仕事の休憩中でも聴いていた。

結果として、月〜金の5日間で合計11時間48分、オーディブルで読書する時間をつくることができた。

本記事では、その1週間の記録と、実際に使って感じたことをまとめていく。

 

 

オーディブルの聴取記録【曜日別記録・平日のみ】

平日にオーディブルを使ってみた。実際の記録は以下のようになった。

 

🎧オーディブル視聴時間集計結果

曜日 聴取時間
2時間00分
2時間11分
2時間39分
2時間36分
2時間22分
合計 11時間48分

 

通勤時間は往復で1時間40分だが、視聴時間は一日2時間~2時間半程度だった。

最初は、通勤時間のみオーディブルを使用するつもりだったが、思っていたよりも耳からの読書が楽しく、それ以外の時間も使っていた。

また、YouTubeの視聴時間が約2時間半減った。

 

📱YouTube視聴時間

曜日 使用前 使用後
43分 6分
1時間16分 11分
1時間4分 1時間
58分 16分
29分 20分
合計 4時間30分 1時間53分

 

今回オーディブルで聴いた本は、

  • デール・カーネギーの人を動かす方法 著:デール・カーネギー(約10時間35分)
  • センスは知識から始まる 著:水野学(約2時間50分)

の2作品である。

(「センスは知識から始まる」については、途中まで)

 

オーディブルを使う前の不安と、実際に使って分かったこと

オーディブルを使う前に感じていた不安

正直、最初は少し抵抗があった。

  • 「本を読むこと」と「耳から聴くこと」は同じではないのでは?
  • 理解度に差が出るのでは? 内容は頭に入るのか?
  • 月1,500円の価値が本当にあるのか

──そんな疑問を持っていた。

ただ、毎日ダラダラYouTubeを見ている自分に嫌気がさしていた。このダラダラ過ごす時間を少しでも減らしたくて、オーディブルを始めてみた。

 

オーディブルを使ってみた率直な感想

ここからは実際に使ってみて感じた率直な感想を書いていく。

 

本を開かなくてもいい、その手軽さが心地良い

本を開かなくていいのは、想像以上に楽だった。特に朝の通勤電車では紙の本が読みづらいので、毎日読書を続けたいなら、耳で聴くほうがずっと現実的だと感じた。

 

1倍速(デフォルト)は思ってるより遅い

オーディブルの1倍速(デフォルト)は想像していたよりもゆっくりに感じた。1.2倍くらいが、普段目で読んでいるときのスピードに近い。1.5倍も慣れてくれば問題なさそうだ。

 

ながら聴きができない作業もある

オーディブル最大の魅力は「ながら聴き」ができることだが、実際に試してみると、どんな作業でもうまくいくわけではないと実感した。

「ながら聴き」ができるのは、何も考えずにできる作業のとき。逆に「ながら聴き」ができないのは、考えながらする作業のときだ。

私の実体験で言うと、食器を洗ってるときは内容が頭に入りやすかったが、掃除してるときは全然頭に入ってこなかった。掃除中は段取りを考えながら作業してるためだと思う。また、散歩中も階段や車の往来など、周囲に注意を払うときには内容を聴き逃すことがあった。

つまり、「ながら聴き」がうまくいくかどうかは、どれだけ「意識を使わない時間」を選べるかにかかっている。

 

※下記は、私が実際に使ってみて、「頭に入りやすい作業・タイミング」を分類したものである。

作業・タイミング 〇 / ✕ 備考
歩行・通勤 朝は特に◎。帰りの電車はボーっとして聞き逃すこともある。
単純作業 皿洗い・洗濯物を畳むなど。
食事中 食べ物を噛む音が大きく聞こえ、イヤホンからの音が聞こえにくい
掃除・料理中 段取りを考えて作業しているため内容が入らない
寝る前 ナレーターの声が心地よい。寝落ちしてしまい頭に入らない

 

オーディブルと紙の本での理解度の違い

私の体感では、本を読むのと聴くのとで、頭への入り方はあまり変わらない。

さらに読んだ後の振り返りも、クリップ機能を使えば紙の本と同じ感覚で行える。

クリップ機能とは、気になったところに付箋を貼るような使い方ができるものだ。

 

保存したクリップには名前を付けたりメモを残すこともできる。

使い方の例としては、

  • 名前→印象に残ったフレーズ
  • メモ→その時何を感じたか

などを書いておくと、後で振り返りやすくなる。

 

ただし、読書ノートを細かく取りたい人や、一文一文を止めながら読み進めたいタイプの人には、目で読む読書の方が向いていると思う。

 

※紙の本とオーディブル、「どちらが頭に残りやすいのか」は、下記の記事で実験し、詳細をまとめてある。

🔗:オーディブルと紙の本、どちらが頭に残る?|同じ内容で実験してみた結果

 

読後の満足感もしっかり感じられる

オーディブルでも、紙の本と同じように読後の満足感はしっかりある。

「一冊を読み終えた」という達成感から、自然と次の本に手が伸びる。この達成感から次へつながる流れが、読書習慣をつくるうえで大きな助けになる。聴き放題なので、お金の心配せずに、次の本を聴き進めることができることも大きい。

 

普段買わない本に挑戦できる:聴き放題(月額1,500円)の価値

気になった本を何冊も買うとなると、どうしてもお金がかかる。でもオーディブルなら、月1,500円で気になる本をいくつでも耳で聴ける。

この“定額で聴き放題”という仕組みがあるおかげで、普段なら手を伸ばさないジャンルの本にも気軽に挑戦できるのが良い。

 

◆関連記事◆

🔗オーディブルの料金は高い?他のサブスクと比べて見えた「本当の価値」

 

目が疲れない

長時間PCを見たあとに本を読むのは、正直しんどさを感じていた。だが、オーディブルにはそれがない(当たり前だが)。

目を使わないだけで、読書のハードルがぐっと下がる。年を重ねるごとに目の疲れを感じていたこともあり、この点は素直にありがたいと感じた。

 

漢字が分からない

ある作品をオーディブルで聴いていたとき、ナレーターが「びょういん」と読み上げた。私はそれを当然のように「病院」と受け取ったが、どうも前後の文脈と合わない。少し間をおいて、それが「病因」だったと気づいた。

また、小説では登場人物の名前の漢字が分からない。もちろん、漢字が分からなくても物語を楽しむうえでは支障はない。ただ、感想をXやnote、ブログで書こうとするときに、少し困ることがある。

 

まとめ

「耳から読書なんて…」と最初は否定的に思っていたが、始めてみると想像以上に楽しく聴けた。

本が読みづらい通勤電車の中でも聴けるし、ダラダラとYouTubeを見ていた時間も減った。

何より、普段なら手を取らない本(私の場合は小説)も気負わず聴けるのがいい。

イヤホンとアプリさえあれば、どこでも本が聴ける。

 

この手軽さは、読書習慣を身につけたい人にとって大きな味方になると思う。

 

※このブログでは、オーディブルにまつわる記事を多く書いている。

この記事で触れた内容も含め、オーディブルの評判全体については、別記事にまとめてある。

オーディブルについて、どんな口コミがあるのか、気になる人は下記から読んでみてほしい。

🔗オーディブルの評判は本当か?実際に使って「数字」で確かめてみた

 

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