オーディブルの料金は高い?他のサブスクと比べて見えた「本当の価値」

 

「オーディブルの料金(月額1500円)は高い」という評判を見かけることがあるが、私はそうは思わない。

むしろ、自己投資として考えると安いとすら感じる。

この記事では、他のサブスクと比較して、「オーディブルが高いのか?」ということを考えていく。

 

 

オーディブルは本当に高いのか?他のサブスクと比べてみた

 

下の表はオーディブルと、その他の類似するサブスクリプションサービスとの比較表である。

※「類似する」とは、オーディブルと同じく、自分の時間を使って視聴するサービス」ということである。

 

サービス プラン名/月額料金 ジャンル 主な用途(傾向)
オーディブル(Audible) プレミアムプラン/¥1,500 読書 娯楽・自己投資
スポティファイ(Spotify) Premium Standard/¥1,080 音楽 娯楽
ネットフリックス(Netflix) スタンダードプラン(広告なし)/¥1,590 映像 娯楽
ダゾーン(DAZN) スタンダードプラン/¥4,200 スポーツ 娯楽
フライヤー(flier) ゴールドプラン/¥2,200 読書(要約) 自己投資

※本記事の比較表は、いずれのサービスも「見放題・聴き放題・読み放題」など、主に制限なくコンテンツを楽しめる代表的なプランを基準にしています。

ただし、各サービスによって一部の作品や機能に制限がある場合があり、料金や提供内容は2025年10月時点の情報です。

 

数字を並べてみると、オーディブルは「高い」というよりは「普通」の価格帯にある。

なので「オーディブルが高い」という評判は、少し的外れのように思う。

趣味のための月額1500円は何てことはないが、自己投資のためとなると、躊躇いが出てしまい、「高い」という印象を抱きやすいのかもしれない。少し分かる気はする。

 

続いて、オーディブルと同じオーディオブックサービスの、「audiobook.jp」との比較表である。

項目 オーディブル(Audible) audiobook.jp
月額料金 プレミアムプラン/¥1,500 聴き放題プラン/¥1,330
聴き放題対象冊数 数十万点以上(公式HPより) 15,000点以上(公式HPより)
再生速度調整機能 あり(0.5~3.5倍速) あり(0.5~4倍速)
ブックマーク機能 あり あり
オフライン再生機能 あり あり
図・イラスト表示 あり あり

 

オーディブルは同種のサービスと比べると、月額料金は少し高いが、読み放題対象作品の数が圧倒的に多い。

audiobook.jpと170円しか差がないが、読める対象の本の数は比べ物にならない。価格と読める対象の数量とのバランスを見れば、オーディブルの方がお得だろう。

事実、本好きの私は、オーディブルをとてもお得だと感じて使用している。月額1500円で聴き放題なので、気になっていても買えなかった本や、普段選ばない本と出会い、多くの学びを得られるようになった。

 

恐らく「オーディブルが高い」と感じる人は、

  • 読書に苦手意識がある
  • 読書習慣がない

そういう人も多いのではないだろうか。

「高い」と感じるのは、お金の問題というより、心のハードルの問題かもしれない。


そして同時に

  • 読書を通じて新しい知識を得たい
  • 自己投資として読書を取り入れたい

と、心のどこかで「自分を変えたい」と感じている人も多いと思う。

 

私は、そういう人にこそオーディブルをおすすめしたい。

 

読書が苦手な人にオーディブルをおすすめする理由

読書が苦手な人にこそ、オーディブルをおすすめしたい理由は、

  • 紙の本よりも気楽に読める(聴ける)
  • 簡単に読書習慣を作れる

この2点だ。

 

① 紙の本よりも気軽に読める(聴ける)

分厚い本や、ページいっぱいに文字が詰まった本も、オーディブルなら気軽に聴くことができる。

私自身、名著と呼ばれる古い本には興味がありながらも、どこか抵抗があり手を出せないでいた。しかしオーディブルを使い始めてからガラリと変わった。デール・カーネギーの「人を動かす」のような分厚い古典的な名著も、通勤時間で聴き終えることができたのだ。

※「人を動かす」は1936年初版・352ページの大ベストセラーである。

外部サイト:人を動かす 改訂新装版

 

②簡単に読書習慣を作れる

オーディブルを使うと、読書習慣は簡単に身につく。それは、①で説明した気軽さと、読み終えた時の達成感にある。

オーディブルで本を聴き終えたときの満足感や達成感は、紙の本と同じくらいある。だからこそ「次は何読もうかな」「次は同じ著者の別の作品を読んでみようかな」という意欲が湧いてくる。

「もう1冊聴いてみよう」と思えるこの感覚と、スマホ1つで聴ける気軽さが、学びの習慣を後押ししてくれる。

 

スキマ時間が「学びの時間」に変わる

ここまでに説明した、

  • 気軽さ
  • 達成感

が読書習慣を作り、スキマ時間が「学びの時間」へ変化していく。

実際に私は通勤時間や他のスキマ時間にオーディブルを聴いているが、平日だけで11時間も聴くことが出来ている。

 

これが1年、2年、と積み重なっていくとどうなるだろうか。蓄積された知識は大きな財産となっているのではないだろうか。

オーディブルには、そういった可能性がある。月額1,500円で、「学びの時間」を手に入れられるとしたら──それは、決して高くないはずだ。

 

参考記事:通勤時間にオーディブルを使ってみた【1週間の実験記録】

 

今の生活の一部を、読書時間に置き換える

 

オーディブルを使うようになってから、私のYouTubeの視聴時間は週間で2時間半ほど減った。

つまり、目的もなくスマホを眺めていた時間の一部が、そのまま「読書の時間」に変わったということだ。

 

YouTubeやNetflixの時間を、SpotifyやDAZNの時間を、ほんの少しだけオーディブルに置き換えてみる。

それだけで、自然と読書習慣ができていく。

だからこそ、読書が苦手な人にオーディブルを始めてほしいのだ。

 

まとめ

ここまで書いてきたように、何気なく流れていた「日常の時間」を「学びの時間」に変えることができること──

それが、オーディブルの価値だ。

その対価、月額1500円を「高い」と捉えるのであれば、無理にはおすすめしない。

 

逆に、「安い」、「悪くない」、そう感じた人はぜひ試してほしい。耳から聴く「新しい読書体験」が、あなたの日常を変えてくれるはずだ。

 

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