【徹底検証】オーディブルの評判・口コミを実際に使って確かめた結果

 

オーディブル(Audible)は「ながら聴きできて便利」と言われる一方で、「頭に残らない」「月1,500円は高い」という声もある。

果たしてオーディブルは便利なのか。それとも、役に立たないのか。

今回は、オーディブルにまつわる上記の3つの評判を検証しながら、その価値を確かめていく。

 

※「オーディブルとはどのようなサービスなのか」を知りたい方は、下記の記事をご覧いただきたい。

🔗耳から始める自己投資|オーディブルで変わる学びの習慣

 

 

オーディブルの評判を整理してみる

まず、ネット上でよく見かけるオーディブルの評判を整理してみる。肯定的な声もあれば、そうでない意見も観測できる。

 

  • ながら聴きができる(時間の有効活用ができる)
  • 耳で聴くことによる理解度について(頭に入りやすい/頭に入らない、どちらの声もある)
  • 読み終わるのに時間がかかる
  • 気軽に聴ける、読書へのハードルが下がる
  • 目が疲れない
  • 語学の学習になる(オーディブルは英語のリスニング教材もある)
  • 月額1500円は高い
  • 読み放題対象作品について(名作が豊富、読みたい本が読み放題対象外、など賛否あり)

 

いろいろな声がある中で今回は、私が特に気になった、

  • ながら聴き(時間の有効活用)
  • 耳で聴く読書の理解度
  • 月額1500円の価値

この3つについて、検証をしていく。

 

【検証】オーディブルはどれだけ読書時間を生み出すのか

オーディブルは「ながら聴き」ができて便利、という声があるが、本当に気になるのは、

  • どのくらい読書量が増えるのか
  • どのくらい頭に残るのか

ということだと思う。

まずは読書時間がどれだけ生み出せるのか、から検証していく。

 

記録を見返してみると、読書時間が増えただけでなく、「ある時間」が減っていたことに気づいた。

 

増えた読書時間と、減った「ムダ時間」

改めて記録を振り返ると、思っていた以上に「読書時間」が生まれていた。

結果として、月〜金の5日間で合計11時間48分、オーディブルで読書する時間をつくることができた。

通勤時間は往復で1時間40分だが、視聴時間は一日2時間~2時間半程度だった。

最初は、通勤時間のみオーディブルを使用するつもりだったが、思っていたよりも耳からの読書が楽しく、それ以外の時間も使っていた。

また、YouTubeの視聴時間が約2時間半減った。YouTubeの視聴時間の一部がオーディブルに置きかわったと言える。

 

🎧オーディブル視聴時間集計結果

曜日 聴取時間
2時間00分
2時間11分
2時間39分
2時間36分
2時間22分
合計 11時間48分

 

📱YouTube視聴時間

曜日 使用前 使用後
43分 6分
1時間16分 11分
1時間4分 1時間
58分 16分
29分 20分
合計 4時間30分 1時間53分

 

オーディブル最大の魅力は「ながら聴き」ができることだが、実際に試してみると、どんな作業でもうまくいくわけではないと実感した。

「ながら聴き」ができるのは、何も考えずにできる作業のとき。逆に「ながら聴き」ができないのは、考えながらする作業のときだ。

 

私の実体験で言うと、食器を洗ってるときは内容が頭に入りやすかったが、掃除してるときは全然頭に入ってこなかった。

掃除中は段取りを考えながら作業してるためだと思う。

また、散歩中も階段や車の往来など、周囲に注意を払うときには内容を聴き逃すことがあった。

 

つまり、「ながら聴き」がうまくいくかどうかは、どれだけ「意識を使わない時間」を選べるかにかかっている。

 

※下記は、私が実際に使ってみて感じた、「頭に入りやすい作業・タイミング」を分類したものである。

作業・タイミング 〇 / ✕ 備考
歩行・通勤 朝は特に◎。帰りの電車はボーっとして聞き逃すこともある。
単純作業 皿洗い・洗濯物を畳むなど。
食事中 食べ物を噛む音が大きく聞こえ、イヤホンからの音が聞こえにくい
掃除・料理中 段取りを考えて作業しているため内容が入らない
寝る前 ナレーターの声が心地よい。寝落ちしてしまい頭に入らない

 

※その他、オーディブルを使ってみて感じた率直な感想は、下記の記事にまとめている。「実際の使用感」などが知りたい方は、ぜひ読んで頂きたい。

🔗通勤時間にオーディブルを使ってみた【1週間の実験記録】

 

【検証】オーディブルの理解度はどれくらいか?内容把握力を実体験で確かめてみた

オーディブルで聴くのと、紙の本で読むのでは、どちらが頭に残るのか。

それを確かめるために以下のような実験をしてみた。

 

◆実験概要

 

同じ本の同じパートを、オーディブルも紙の本もそれぞれ一度だけ読み(聴き)、その直後に記憶を頼りに要約文を書く、というシンプルな方法だ。

 

順番は、まずオーディブルで聴いて要約を書き、3日ほど間隔を空けてから、紙の本を読んで再び要約を書く。なるべくフェアにするために、読む(聴く)日は意図的に離している。

 

 

結論として、

 

要旨を掴む力という点で、オーディブルは紙の本と遜色がない

 

ということが分かった。

 

 ※実際に私が書いた要約文は下記の記事に掲載している。

🔗オーディブルと紙の本、どちらが頭に残る?|同じ内容で実験してみた結果

 

オーディブルと紙の本では「理解の深まり方」に差は出るのか?

 

オーディブルと紙の本で書いた要約を並べてみると、いくつかの違いが見えてきた。どちらも内容の方向性は同じだが、要約文に含まれている情報の量構成に違いがあった。

オーディブルの要約文は、主張や結論といった要点を中心に簡潔にまとめられている。

一方、紙の本の要約文には、著者がその考えに至った経緯や、背景・具体例といった文脈的な情報が含まれていた。

 

読書方法 要約の特徴
オーディブル 要点を押さえた構成。主張・結論が中心
紙の本 背景や具体例など、文脈を含んだ構成

 

この違いから、オーディブルに向いた使い方が見えてくる。

 

オーディブルの特徴を活かした使い方

オーディブルの特徴を活かした使い方は、

  • 多読
  • 考え方のインストール
  • 人の心の動きを学ぶ

この3つに分けられる。以下、簡潔に紹介する。

 

多読を目的とした使い方

オーディブルは、紙の本より圧倒的に「読みやすい」。本を開かずに耳から聴ける手軽さが最大の魅力だ。そして今回の実験で、要点を押さえる点では紙の本と遜色がないことも分かった。

つまり、たくさんの本を聴き、要点を把握しながらインプットする──そんな「多読」目的にとても向いている。

 

「考え方」のインストールを目的とした使い方

繰り返しになるが、オーディブルは本の要点を捉えるのに向いている。それはつまり、具体的な事例よりも抽象的な考え方そのものを学ぶのに適しているということだ。

同じビジネス書でも、個別具体的なものよりは、原理原則本質などがメインな本を、繰り返し聴き、考え方をインストールする使い方がおすすめだ。

 

感情の機微を味わう使い方

これは、小説などのジャンルにはなるが、紙の本では、セリフを目で追っていても、脳内で再生される声はどこか平坦で、現実感が薄い。

一方オーディブルでは、ナレーターの声を通じて感情の揺れが直接届く。怒り、ため息、少しの間──そうした「声の温度」が、登場人物の心を立体的に浮かび上がらせる。

読書の良さとは、読んだときに生まれる心の揺れ、その振れ幅の中にある「言葉にならない感情」だと思う。

紙の本よりもオーディブルのほうが、それを感じやすい。

 

さて、ここまではオーディブルの特徴を見てきた。次は、気になる「料金」について確かめていく。

 

オーディブルには、月額1500円の価値が本当にあるのか?を検証する

「オーディブルは1500円は高い」という声を見かけることがある。ただ、この「高い or 安い」は人によって感じ方が分かれる。

ここからは、他のサービスとの比較や実際の使用感を踏まえて、料金の妥当性を確かめていく。

 

オーディブルと他のサブスクの料金比較

下の表はオーディブルと、その他の類似するサブスクリプションサービスとの比較表である。

※「類似する」とは、オーディブルと同じく、自分の時間を使って視聴するサービス」ということである。

 

サービス プラン名/月額料金 ジャンル 主な用途(傾向)
オーディブル(Audible) プレミアムプラン/¥1,500 読書 娯楽・自己投資
スポティファイ(Spotify) Premium Standard/¥1,080 音楽 娯楽
ネットフリックス(Netflix) スタンダードプラン(広告なし)/¥1,590 映像 娯楽
ダゾーン(DAZN) スタンダードプラン/¥4,200 スポーツ 娯楽
フライヤー(flier) ゴールドプラン/¥2,200 読書(要約) 自己投資

※本記事の比較表は、いずれのサービスも「見放題・聴き放題・読み放題」など、主に制限なくコンテンツを楽しめる代表的なプランを基準にしています。

ただし、各サービスによって一部の作品や機能に制限がある場合があり、料金や提供内容は2025年10月時点の情報です。

 

数字を並べてみると、オーディブルは「高い」というよりは「普通」の価格帯にある。なので「オーディブルが高い」という評判は、実態とは少しズレている気がする。

 

趣味のための月額1500円は何てことはないが、自己投資のためとなると、躊躇いが出てしまい、「高い」という印象を抱きやすいのかもしれない。

 

続いて、オーディブルと同じオーディオブックサービスの、「audiobook.jp」との比較表である。

 

項目 オーディブル(Audible) audiobook.jp
月額料金 プレミアムプラン/¥1,500 聴き放題プラン/¥1,330
聴き放題対象冊数 数十万点以上(公式HPより) 15,000点以上(公式HPより)
再生速度調整機能 あり(0.5~3.5倍速) あり(0.5~4倍速)
ブックマーク機能 あり あり
オフライン再生機能 あり あり
図・イラスト表示 あり あり

 

オーディブルは同種のサービスと比べると、月額料金は少し高いが、読み放題対象作品の数が圧倒的に多い。

audiobook.jpと170円しか差がないが、読める対象の本の数には大きな差がある。価格と読める対象の数量とのバランスを見れば、オーディブルの方がお得のように見える。

 

事実、本好きの私は、オーディブルをとてもお得だと感じ愛用している。月額1500円で聴き放題なので、気になっていても買えなかった本や、普段選ばない本と出会い、多くの学びを得られるようになった。

 

恐らく「オーディブルが高い」と感じる人は、

  • 読書に苦手意識がある
  • 読書習慣がない

そういう人も多いのではないだろうか。

「高い」と感じるのは、お金の問題というより、心のハードルの問題かもしれない。


そして同時に

  • 読書を通じて新しい知識を得たい
  • 自己投資として読書を取り入れたい

と、心のどこかで「自分を変えたい」と感じている人も多いと思う。

 

「自分を変える」ための費用が、「月額1500円」ということだ。これを「高い」と思うのか、「妥当」「お得」と感じるかは、個人の感覚次第にはなる。

前述の通り、私はオーディブルを「お得」だと感じている。その理由について、簡単に紹介していく。

 

オーディブルが「お得」に感じる理由

私が、オーディブルを「お得」だと感じる理由は、「普段手を出さないジャンルの本も気軽に読める」からだ。

開くのが億劫になるような分厚い本や、ページいっぱいに文字が詰まった本も、オーディブルなら気軽に聴くことができる。

 

私自身、名著と呼ばれる古い本には興味がありながらも、どこか抵抗があり手を出せないでいた。しかしオーディブルを使い始めてからガラリと変わった。デール・カーネギーの「人を動かす」のような分厚い古典的な名著も、通勤時間で聴き終えることができたのだ。

 

また、お金を気にせず沢山の本を読める(聴ける)のも良い。気になる本をすべて買っていたらお金はいくらあっても足りない。しかしオーディブルなら月額1500円で何冊でも聴くことができる。

 

ちなみに、「読書習慣を付けたい」「自己投資として読書を取り入れたい」と思っている人は、オーディブルと相性がいいと思う。その理由は別記事の後半でまとめている。

🔗オーディブルの料金は高い?他のサブスクと比べて見えた「本当の価値」

 

検証はしていないが、触れておきたいオーディブルの評判

本記事では、

・ながら聴き(時間の有効活用)

・耳で聴く読書の理解度

・月額1500円の価値

この3つについて検証をしてきたが、その他のオーディブルにまつわる評判にも簡単に触れておきたい。

 

読み終わるのに時間がかかる

本を読むことに慣れている人は、よりそう感じるかもしれない。

紙の本ならページ全体を見渡して、必要な部分だけを流し読みすることもできるが、オーディブルではそれができない。ナレーターの読み上げを待つ必要があり、先の内容を「飛ばし読み」することは基本的にできない。

オーディブルには再生速度を調整する機能があり、0.5倍〜3.5倍の間で細かく調整できるが、理解しながら聴ける速度には個人差があり、人によっては限界がある。

 

目で読む読書と、耳で聴く読書では、そもそもの特性が異なる。そのため、「情報を素早く処理したいときは紙の本」、「他の作業と並行しながら知識を得たいときはオーディブル」など、目的によって使い分けるのが現実的だと思う。

 

気軽に聴ける、読書へのハードルが下がる

紙の本を開くのは、簡単に見えて実はハードルが高い。特に、読書習慣がない人にとってはそうだろう。その点、オーディブルなら簡単だ。YouTubeやSpotifyの時間と置き換えるだけでいい。

 

さらにオーディブルは、紙の本と同じように読了後の満足感を得られる。この満足感が次の本を読みたくなる着火剤になる。この手軽さと満足感のループが読書習慣形成に大いに貢献する。

 

これは私自身の実感だが、長く読書を続けてきたことで、コミュニケーション能力が確実に上がったと感じている。

 

ここでいうコミュニケーション能力とは、「相手の意図を読み取ること」と「自分の考えを適切に伝えること」の2つだ。

特に、読書によって鍛えられた「読解力」が、相手の真意をくみ取る場面で大きく役立っている。そのおかげで、メールや打ち合わせでの行き違いが減り、社内外のやり取りが以前よりずっとスムーズになった。

 

読書の効果は知識だけではなく、こうした「対話の質」にも確かに影響していると感じている。

 

語学の学習に使える

オーディブルは語学学習にも使えるという声がある。実際、英語のリスニング教材なども聴き放題対象作品に含まれている。

私自身そのような使い方をしていないので、十分に検証できていない。
そのため本記事では、そういった声がある、という程度の紹介に留めることにする。

 

まとめ

ここまで、オーディブルにまつわる評判をいくつか検証してきた。実際に使って分かったのは、「紙の本とは別物だが、確かに読書の選択肢になり得る」ということだ。

 

特に、

  • これから読書習慣を作りたい人
  • 自己投資として読書を取り入れたい人
  • いつもとは違うジャンルの本にもチャレンジしてみたい人

このあたりの人には、とても相性が良いサービスだと思う。

 

しかし、これはあくまで私の主観だ。本当にあなたに向いているかは、実際に試してみないと分からない。

そのために、オーディブルには30日間の無料体験期間が用意されている。生活の中で実際に試して、自分との相性を確かめることができるのだ。体験してみて「自分に合わない」と感じれば、無料期間中解約すればいいだけだ。

 

自分を変えるきっかけは、もうここに用意されている。

試すだけでも、新しい世界体験できる。

👉オーディブル(Audible)の無料体験はこちら

 

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